ドライフルーツの食べ方いろいろ
ナチュラルな食品で手軽に食べられ、栄養も満点のドライフルーツ。
先日の記事では、このドライフルーツの栄養について解説しました。食物繊維、各種のミネラル、色素に含まれる抗酸化物質など、ドライフルーツには様々な栄養が豊富に含まれていました。
そのままで美味しいドライフルーツですが、様々なメニューにアレンジしても美味しくいただくことができます。今回は、人気のドライフルーツアレンジについてご紹介します。
ドライフルーツで作るフルーツティー
フルーツティーと言えばフレッシュフルーツで作るものが主流ですが、ドライフルーツでも美味しいフルーツティーを淹れることができます。
用意するものは、お好みのドライフルーツと紅茶(茶葉でもティーバッグでも)。ドライフルーツを小さく刻んでカップに入れ、その上から紅茶を注げば出来上がりです。
ドライフルーツの香りは出ますが、甘みはそれほど移らないので、ティータイムにはぴったり。甘い紅茶がお好みの方は、蜂蜜やお砂糖を足してみてもいいですし、また、ミントなどのハーブ、シナモンなどのスパイス、ミルクなどを足しても美味しくいただけます。
カップの底に残ったドライフルーツは、そのまま食べてもいいですし、お菓子やお料理の材料に使ってもいいですね。
ドライフルーツヨーグルト
ヨーグルトにドライフルーツを漬けこむと、ヨーグルトとドライフルーツのどちらも新食感に!
用意するものは、お好みのドライフルーツと無糖のヨーグルト。ヨーグルトにドライフルーツを混ぜ、1晩置いたら出来上がりです。
ドライフルーツはヨーグルトの水分を吸うので、フレッシュフルーツのような柔らかさに、ヨーグルトの方は、ドライフルーツの甘みが移って酸味の角が取れてマイルドな味わいになります。
また、水分が抜けたヨーグルトはクリームのような濃厚な口当たりになりますので、フレッシュフルーツを使ったフルーツヨーグルトとはまた違ったデザートとして楽しめます。
ドライフルーツのラム酒漬け
最後は定番のラム酒漬けです。買ってきてもおいしいですが、自分で作れば好きなフルーツでリーズナブルに楽しめます。
用意するものは、お好みのドライフルーツとラム酒。準備として、ドライフルーツを漬け込むビンなどを、煮沸消毒しておきましょう。
ドライフルーツは適当な大きさに刻み、耐熱性のボウルに入れ、熱湯をたっぷり注ぎます。これはドライフルーツに付いたオイルや砂糖を落とすため。こうすることで、ドライフルーツも漬け込むお酒も美味しくなります。1分ほど置いてざっと混ぜてから熱湯を捨て、清潔なキッチンペーパーなどでドライフルーツの水分を十分に取っておきます。
ドライフルーツを煮沸消毒したビンに入れ、ラム酒をヒタヒタまで注げば出来上がりです。
漬けてから半日程度から食べられますが、1週間ほど置いたほうが美味しくなります。
漬けこむラム酒はどのようなものでもいいですが、ダークラムを使うと薫り高く仕上がります。また、色をきれいに出したいときはホワイトラムを使うといいでしょう。ブランデーを少し加えても美味しくなります。
ドライフルーツを使ったアレンジ、いかがだったでしょうか。
そのまま食べてもおいしいですが、少し手を加えることで、いろんな楽しみ方ができるのがドライフルーツの魅力でもありますね。今回は少し時間がかかるアレンジもご紹介しましたが、出来上がりを待つのも楽しいものです。みなさんもぜひ作ってみてくださいね。