セレブもハマる「スーパーフード」
人気モデルや女優など、セレブたちもハマる「スーパーフード」。今やコンビニでも手に入るほどメジャーになりましたが、どんな食品なのでしょう。
「スーパーフード」とは
- 栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。
あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。 - 一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
以上のような食品がスーパーフードと呼ばれています。
主なものに、アサイー、スピルリナ、カカオ、ココナッツ、チアシード、ブロッコリー、スーパースプラウト、カムカム、ピーポーレン、クコの実、麻の実 等があります。
どの食品も、栄養価が高いことで有名です。
日本古来のスーパーフード 大麦
ここでご紹介したいのが「大麦」です。大麦も日本古来のスーパーフードの一つであると言えるのではないでしょうか。
食味重視の志向から日本人の主食では白米・パン・パスタが主流になり、食卓に登場する機会が減ってしまいましたが、大麦は優れた栄養価を持つ穀物です。その特徴の一つとして、大麦は食物繊維の含有量がとても多いことがあげられます。
下図にも示しているように、大麦は100グラム中に9.6グラムの食物繊維を含み、その量はなんと白米の19.2倍。この含有量は、ゴボウ(5.7グラム)やサツマイモ(2.3グラム)またはスーパーフードのキヌア(7グラム)に勝ります。
大麦には、食物繊維の不溶性と水溶性とが、ほぼ等量ずつ含まれ、体内で異なる働きをしてくれます。
不溶性食物繊維の働き
大腸で水を吸収し排便を促進、便の腸内通過時間を短縮することで発がん物質の腸内滞在時間を短くして発がんを抑制する。
水溶性食物繊維の働き
血糖値の上昇を抑制する。また脂質吸収を阻害して食後のコレステロールの吸収や血中コレステロール値の上昇を抑制する。免疫機能を活性化させる。
現代人の食生活は、野菜不足で脂肪過多になりがちです。
野菜不足は便秘・大腸がんに繋がり、脂肪過多は血中コレステロールの上昇により肥満や動脈硬化に繋がります。大麦は食物繊維を多く含むだけでなく、現代人に必要な栄養素を多く持つことから、現代人にぴったりのスーパーフードといえるわけです。
食べる機会が少なくなった大麦ですが、大麦についてもう一度見直してみてはいかがでしょうか?
また「発酵大麦エキス」は、その大麦を発酵させたものですから、更に魅力的な力を持っていることが期待されます。
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参考サイト
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