まだまだあります!栄養豊富なみかんの話
記事にコメントをいただきました!
冬の果物の代表格、みかん。先日みかんについての記事(⇒焼いてもおいしい!栄養豊富なみかんの話)を掲載したところ、焼きミカンについてコメントをいただきました。
小学生の頃、よく焼きみかん食べてました。風邪予防にもなり、そして、美味しかった。
私の実家(とその近所)では、焼きみかんの習慣がなかったので、初めて聞いた時は驚いたのですが、改めて調べてみると「焼きミカンを食べたことがある」「焼きミカンを食べる習慣があった」という人は意外に多いようです。(⇒食べ物新日本奇行 「焼きミカン」その4 )
みかんの産地や寒い地方でこの食べ方をするのかと思っていましたが、この記事でも言われている通り、特に地域性はなさそうです。「火鉢で焼いて」「七輪で焼いて」「石油ストーブの上にミカンを置いていた」とあるので、冬の寒い時期、暖かい居間に集まってにぎやかにみかんを食べている様子が想像できますね。
みかんの抗酸化作用
また、みかんの栄養と健康効果についてもコメントをいただきました。
みかんは皮ごと。
抗酸化作用のある皮と身の間。
食べなきゃ損!
ウンシュウミカンに含まれる抗酸化物質と言えば、なんといってもビタミンCで、大きめのみかん1つで、1日のビタミンC必要摂取量の1/3が取れるほど豊富に含まれています。ビタミンCの抗酸化力は強力な上、コラーゲンの形成にも関わっているため、美容・健康の観点から見て非常に重要な栄養素なのですが、難点は壊れやすいところ。熱や光、紫外線で容易に分解されてしまいます。
みかんの優れているところは、このビタミンCを安定させ、壊れにくくするためのビタミンPも同時に含まれていることです。ウンシュウミカンに含まれるビタミンPは、ヘスペリジンと呼ばれ、薄皮や白い筋の部分に多く含まれます。
まさにこのいただいたコメントの通り、皮と実の間を食べることで、みかんの栄養素を無駄なく取ることができるのです。
だんだん暖かくなってきて、スーパーに並ぶお野菜や果物の種類も変わってきましたが、美味しいミカンはもう少し楽しめます。季節の変わり目の今の時期は特に体調を崩しやすいですから、毎日の食生活から、免疫力を高めていきたいものですね。