質の良い眠りのために



不眠症がもたらす経済損失

睡眠は、からだを健康に保つために大切なもの。

にもかかわらず、日本人の約20%が不眠を訴えているとの調査報告があります。不眠はうつ病といった精神疾患のほか、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の発症とも関わっていることが報告されています。

これらの不眠による経済損失は莫大な金額になる、との試算も出ています。作業効率の低下、交通事故、欠勤、早退、遅刻による損失の合計は年間3.5兆円とも言われていますが、これには睡眠障害が引き起こす健康被害の損失が含まれていないため、それらを加えると更に大きな損失になり、日本経済に及ぼす影響を無視できないレベルになっています。

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眠れない原因は何?

不眠を引き起こす原因は大きくわけて3つあります。

  1. ストレス
    物理的ストレス(気温、音、疲労、痛み、痒みといったストレス)や精神的ストレス(環境の変化、死別、人間関係などの不安や辛さを感じるストレス)の2つがあります。
  1. 加齢による眠りの質の変化
    年を重ねると、夜中に目覚めてしまうことが多くなります。これは加齢とともに、睡眠にかかわるホルモンの分泌量が低下することや、運動量の減少などに因るものと言われています。
  1. 不規則な生活
    夜更かしや休日に寝だめをするなど、生活のリズムが崩れることは不眠の原因となります。

 

日常生活での対策法

  1. 規則正しい生活リズム
    規則正しい生活を送ると体内時計が整い、寝つきが良くなります。起床時に太陽の光を浴びる、平日も休日も同じ時間に起床・就寝することが大切です。
  1. 睡眠環境を整える
    室内を暗くし、適度な室温(18~25℃)に調整、湿度も50~60%に保つとよいと言われています。また、自分に合った枕を探すのもいいでしょう。
  1. 寝る前にスマホ、パソコンを見ない。
    「就寝の2時間前にスマホを使用していると悪影響がでる」と言われていますので、できる限り避けるようにしましょう。脳に刺激を与えるブルーライトをカットするメガネや画面フィルターを使用するのもおすすめです。

その他、寝る直前に激しい運動や熱い風呂への入浴を避けること、寝酒やカフェインを摂らないことが挙げられます。まずは自分の生活にあったことから始めてはいかがでしょうか。

 

サプリメントの利用や専門医へ相談も。

不眠の原因は、主に精神的ストレスや生活パターンの乱れが原因になっていることが多いのですが、精神安定やホルモン分泌を促すために、サプリメントの利用を検討してもよいかもしれません。例えば、精神を安定させ、ホルモン分泌を促すカルシウムや睡眠リズムを整えるビタミンB群が有名です。最近では、機能性表示食品も発売されているため、自分に合ったサプリメントを見つけではいかがでしょうか。

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また最近は、睡眠外来(睡眠医療の専門知識を持っていると認定された医師がいる)のある病院も見かけるようになりました。どうしても眠れない場合は、一度医師に相談するのも手かもしれません。

 

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