機能性表示食品について-関与成分GABA-
機能性表示食品とは?
「機能性表示食品」という言葉を耳にする機会が増えてきたのではないでしょうか?
機能性表示食品は、事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品です。この制度が始まってから丸5年が経ちました。
特定保健用食品(トクホ)より簡単な手続きで、健康機能の表示が可能になるため、これまで費用・時間の面でトクホの取得が難しかった中小企業からも、様々な商品が発売されるようになりました。
トクホよりも簡便な手続きとはいえ、機能性についての科学的な根拠と、安全性に関する情報の開示も事業者に義務付けられており、信頼性は確保されています。
機能性関与成分のトップは?
機能性表示食品の機能性に関与する成分で最も採用されているのがGABA(ギャバ/γ-アミノ酪酸)です。<2020年7月21日現在>
GABAは、動物、植物など、自然界に幅広く存在するアミノ酸の一種で、私たちの体内でも脳や脊髄等に広く分布しています。
データベースで検索してみたところ・・・
366件の届け出が受理されていました。
その機能性の内訳は「血圧が高めの方の血圧を下げる」「仕事などの一時的なストレスを軽減する」「活気・活力の低下を軽減する」「睡眠の質(眠りの深さ)を向上する」「すっきりとした目覚めをサポートする」「肌の弾力を維持する」といったものです。
このようにいくつもの機能性を有していることが、採用数の多い一因かもしれませんね。
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