美肌を作る生活習慣



みずみずしく潤ったハリ・ツヤのある肌。多くの女性があこがれる美肌には、ホルモンが関係しています。ホルモンの分泌を促し、バランスを整える日常生活の工夫をご紹介します。

ホルモンとは

美肌に関係しているのは、エストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモン。10代の思春期の頃から分泌が始まり、女性らしい体を作っていきます。
エストロゲンにはコラーゲン生成促進、抗酸化の作用もあり、肌や髪にハリやツヤを与えて美しく保つ効果があります。

このホルモンが不足すると、肌はカサカサ、ガサガサに。外側からのケアだけではきれいな肌に戻らなくなります。

 

睡眠中はホルモン分泌が盛ん

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睡眠が不足すると、エストロゲンの分泌が低下します。また、入眠後3時間の間には肌を作る成長ホルモンもたくさん分泌されていますから、夜間の睡眠不足は肌荒れの大きな原因になっています。

深く良い睡眠をとるために、室内は暗めに、快適な温度・湿度を保ち、寝室の環境は十分整えるよう心がけましょう。また、音や振動で目が覚めることがないように、携帯電話を持ち込まない、電源を切ってしまうのも工夫の1つです。

 

適度な運動がホルモンを作る

筋肉への刺激は成長ホルモンの分泌を高める効果があり、運動後から30分ほどのタイミングで、成長ホルモンの分泌は一気に高まると言われています。

また、筋肉量(特に脚の筋肉)の低下は、血流を悪くし、冷えの原因ともなります。

日常のストレッチにプラスして、特に下半身の筋肉を鍛えるような運動を行うようにすれば、ホルモンの分泌量があがり、肌も体も健康になります。

 

血行を良くして体を温める

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体の冷えは自律神経の乱れに繋がり、ホルモンバランスも崩れていきます。また、ホルモンは血流に乗って運ばれるため、血行が悪いとホルモンが十分にいきわたらず、効果が小さくなってしまいます。

冬の生足を露出するファッション、冷たい物の飲みすぎ、シャワーのみの生活・・・。体を冷やす悪い習慣です。夜はしっかり湯船に入り、生姜湯やハーブティーなどで体を中から温めるなど、意識して体を温めるようにしましょう。血液を心臓に送り返すポンプの役割をしている太ももやふくらはぎなど、下半身のストレッチも血行促進に効果的です。

 

参考サイト
女性ホルモンQ&A http://www.barbaraza.com/
ホルモンバランスを整える生活習慣で大切なこと http://www.skincare-univ.com/article/000495/

 


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