電車通勤の人は経験あり?電車で眠くなる理由



毎日電車で通勤をしているみなさん、特に疲れても酔ってもいないのに、電車の中で眠くなったことはありませんか?自分には経験がなくても、電車をよく使う人ならば、電車の中で居眠り、という光景を見たことがない人はいないでしょう。

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こちらの記事では外国の方が電車で居眠りをする日本人について様々なコメントをしていますが、『「韓国でもよく見る風景でなじみがある。電車はベッドよりも睡眠に適しているのではないかとさえ思えてくるくらい、すぐ眠くなる」(韓国/20代前半/男性)』このコメントには笑ってしまいましたが、自分の経験も踏まえると大いに頷かされました。自分の国でも寝ている人を見かけるよ、というコメントは少数だったようですが、それは治安の問題もあるでしょう。実際、日本では自分も電車の中で居眠りをしてしまうというコメントも見られます。

電車に乗っているとなぜ眠くなるのでしょうか。今回はこの理由について調べてみました。

 

電車の揺れの周波数が関係している?

乗り物酔いするほどではありませんが、電車は常に小さく揺れてます。この揺れが眠りを誘うのではないか、という研究された方がいるようです。

なぜ電車だと眠くなる?研究でわかったその理由 快眠への活用も

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研究を行ったのは、東京工業大学の伊能教夫教授。電車の揺れと眠りについて調査するきっかけとなったのは、お子さんがよく電車の中で眠ってしまったことだったようです。よく眠る路線と眠らない路線があり、さらによく眠る路線でも、特定の区間を過ぎると急に眼を覚ますので、研究室の中で様々な揺れを再現し、眠りやすい「揺れ」について調査をしたそうです。

実験の結果、1Hz程度の振動を含む揺れで最も眠りやすくなることがわかったそうです(1Hzは1秒間に1回の揺れ)。よく知られる振動の1つに「音(空気の振動。周波数で表される)」がありますが、人間が聞くことができるのは20Hz~20,000Hzと言われていますので、1Hzの揺れは相当ゆっくりとしたものということになりますね。電車の揺れにはこの1Hz程度の振動が含まれることが多いそうです。

ただし、電車の振動数は路線によって異なりますし、揺れの大きさも関係してくるそうなので、電車ならどれでも眠りやすい、ということではなさそうです。

 

1/fゆらぎと眠り

もう1つ、揺れと眠りの関係を示すものとしてよく言われるのが「1/fゆらぎ」です。1/fゆらぎとは、規則性のあるリズムと不規則なリズムが混じりあったものを指します。大脳が休んでいるとき、脳にはアルファ波という信号を出していますが、これも1/fゆらぎだとされています。

最近の電車はロングレールが採用されることが多いため、短い間隔でガタンゴトンと揺れることは少なくなりましたが、それでも安定した速度で走っている以上、規則的な揺れが発生しています。また、踏切や高架などのレールの継ぎ目やカーブなどでを通れば、不規則に振動や音が発生しますね。これが1/fゆらぎとなり、眠気を誘っているという説もあります。

 

というわけで、電車で眠くなってしまうのには科学的な理由がありました。ハンモックやロッキングチェアなどで眠くなるのも同じ理由であるようです。

ただ、いくら眠りやすいとはいえ、電車では横になることはできませんので、座ったまま、もしくは立ったまま(!)眠ることになってしまいます。睡眠の質に関しては期待できそうにありませんのでやはりベッドで眠りたいもの。将来、電車の揺れを再現したベッドなどが開発されるのを期待してしまいますね!

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