夏が来た!気になる紫外線と肌弾力の関係



いよいよ夏がやって来ましたね。晴れの日はもちろん、曇りの日でも紫外線が多く降り注いでいることは、もうみなさん御存知ですよね?たとえ日差しが弱くても、紫外線は皮膚の奥まで届き、細胞レベルで私たちのお肌に大きなダメージを与えますから、気をつけなければいけません。

 

線維芽細胞

ところで、みなさん「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」って聞いたことがありますか?

線維芽細胞は私たちの肌にハリや弾力を与えるコラーゲンや、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す元となっている細胞です。肌の深いところ(真皮層)に存在していて、この線維芽細胞がきちんと働いてくれることで、ハリと弾力のある健康的なお肌が保てます。

コラーゲン線維は網目状に張り巡らされており、エラスチンはコラーゲン線維を束ねて、バネのような役割をすることで伸縮性を生み、肌に柔軟性を与えます。肌の弾力にはどちらも大切ですが、特にエラスチンが肌のハリ、たるみに大きな影響を与えています。

紫外線が差し込むと(特にUV-A波のうち30%は真皮層まで差し込む)、この線維芽細胞に大きなダメージを与えます。そしてダメージを受けた線維芽細胞は、コラーゲン線維やエラスチンを作る能力が低下し、しわやたるみの原因になるのです。

皮膚断面図3

 

夏の紫外線によるしわ、たるみを予防しよう

しわ、たるみの無い肌を目指すため、紫外線対策として、

まずは

  • 日焼け止めを使いましょう。
    顔、アゴの下、首周り、デコルテといった部分にもしっかりと塗るようにしてください。
  • 帽子を被ったり、日傘を差したりして肌を守りましょう。
  • 洗顔後はしっかりと保湿を。

さあ、いよいよ夏本番です。秋に後悔することが無いよう、しっかり紫外線対策をして楽しみましょう。

紫外線

 

 

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