一気に?こまめに?ストレス対策にお勧めのギャバ(GABA)の食べ方
ストレスの多い現代社会の中で、対ストレス効果が注目されるギャバ(GABA)。対ストレスのほかにも、睡眠の質改善、美容・美肌、(正常値内での)血圧抑制など、効果があきらかになっており、「大麦乳酸発酵ギャバ」を提供する三和酒類(株)でも、日々研究が進められています。
三和酒類の「大麦乳酸発酵ギャバ」についてはこちらもどうぞ
三和酒類はifia/HFE JAPAN 2017に出展します(終了)
ifia/HFE JAPAN2017にて審査員特別賞を受賞しました
総合メディカル株式会社製造・販売の商品「ギャバ(GABA)」に採用されました
三和酒類株式会社の天然食品素材ギャバが「イムバランス+ギャバ」に採用されました!
ギャバ(GABA)は正式にはγ-アミノ酪酸という名称で、グルタミン酸を材料として体の中で作られています。体内で作られたギャバは、脳や脊髄で興奮を鎮める抑制系の神経伝達物質として働いています。
もちろん、ギャバは食品からも摂取することができます。体の機構により脳や脊髄には到達できませんが、腸管から吸収され、交感神経に作用して血圧を下降させるなどの効果が確認されています。→ギャバと血圧の関係
ギャバ(GABA)は様々な食品に含まれていますが、ストレス対策として十分な効果を得るためには、どのように食べればよいのでしょうか。
ストレス対策におすすめのギャバ(GABA)の摂り方
1日に必要なギャバ(GABA)の量は10~30mgとされていますが、ギャバは過剰摂取による弊害の心配が少ない成分で、疲労回復や睡眠の効果を得るには、これよりも多めに摂るのが良いとされています。現に、国内で販売されているサプリメントは、1回で100mg以上を摂取できるようになっているものが多くあります。
1日の摂取量上限の基準は明確には定められていませんが、一気に1,000mgを摂取するというような無理な摂り方をしなければ問題は少ないようです。1,000mgとは、ギャバが豊富な食品の代表であるトマトで換算すると大サイズ8個分。日常的に大きなトマトを8個一気に食べるようなことは少ないので、食品から摂る場合は食べ過ぎを心配する必要はなさそうです。
工夫したいのは食べ方。ギャバは効果時間が限られている成分でもあり、1日1回たくさん摂ったからと言って1日中ストレスフリーでいられるというものではありません。体内で代謝されてしまうので、効果時間は2時間ほどとされています。また、ギャバ食品を食べてから吸収されるまでには30分程度かかるので、リラックスしたいと感じたときに、少量で構わないので、こまめに摂るようにするのがいいのです。
ギャバ(GABA)が豊富な食品
ギャバ(GABA)はアミノ酸の一種ですが、野菜や果物に豊富に含まれています。豊富に含む野菜には、トマト、ジャガイモ、ナスなどが知られ、特にトマトは100gあたり62mgと野菜のなかでも突出して多く含まれます。また、果物では温州みかん、ぶどう、甘夏などにも多く含まれています。
また、白菜やキャベツ、柿などは加熱調理するとギャバが増加するという事例も確認されていますので、調理してかさを減らすと十分量が摂りやすくなります。
ギャバを多く含む食品
トマト | 約62mg |
ジャガイモ | 約35gm |
ナス | 約20mg |
温州みかん | 約28mg |
ぶどう | 約23mg |
甘夏 | 約12mg |
ギャバをこまめに摂るためには、まずは朝昼晩の食事を基本として、食事と食事の間に副食としてギャバを含むフルーツやお菓子などを食べるようにするといいでしょう。機能性表示食品制度の広がりにより、チョコレート以外にも、グミやクッキーなどのお菓子、ココアミルクティーなどの飲み物でも、ギャバを含んだ商品が多数発売されるようになってきました。変わったところでは、カップ麺や牛丼のもとなどでもギャバを含んだ商品が出ています。
もちろんサプリメントを活用するのも良い方法です。フルーツやお菓子などの「間食」にすると、砂糖やカロリーの摂りすぎや、虫歯などの健康面が気になる方もいらっしゃるでしょうし、気軽に間食できる環境でないこともあります。サプリメントであれば、極端に糖分が含まれるものや高カロリーなものはありませんので、安心して取ることができます。
ストレスの感じ方は人それぞれ。体調を崩しやすい人は要注意です。気持ちは疲れていなくても、ストレスの影響が体に出ることもありますよ。頑張ったり集中したりした後は、ギャバでストレスケアをしてみてはいかがでしょうか。
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