宇佐市少年少女発明クラブの子供たちと「資源循環」について学びました



夏休みを利用して、宇佐市少年少女発明クラブの子供たち16名が三和酒類(株)拝田グリーンバイオ事業所に来てくれました。

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宇佐市少年少女発明クラブは、三和酒類の地元である大分県宇佐市が、次代を担う児童に科学技術に関する興味、関心を追求する場を提供しようと設立したクラブです。メンバーは市内に住む、科学が大好きな小学5、6年生たち。1年間のさまざまな体験講座を通して、科学の面白さを学ぶのだそうです。

今回は夏休み特別企画「焼酎メーカーの資源循環活動」と題して、講座を開催しました。

三和酒類では、麦焼酎を製造する過程でできる大麦発酵液(いわゆる焼酎粕)からバイオガスを作ったり、飼料や肥料の原料に加工したりすることで資源を循環させています。また、このサイトでご紹介している「発酵大麦エキス」も大麦発酵液から生まれた食品素材です。

3つの実験を交えながら、三和酒類の取り組みについて皆さんにご紹介させていただきました。

 

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【講座内容】

講義   三和酒類の環境への取り組みについて

実験1 発酵大麦エキス入りのあめ玉を作ろう♪

実験2 焼酎の紙パックをリサイクルしてハガキを作ろう♪

実験3 顕微鏡を使って麹菌と酵母を観察しよう♪

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約2時間半の講座は、子供たちの歓声で賑やかに、そしてあっという間に終了。

焼酎の紙パックを溶かして作る紙すき体験(実験2)では、ドロドロの液体から紙ができる様子に、「バラバラになった繊維がこんな風になるとは思わなかった!」と驚きの声。

また、発酵大麦エキスの原液を試食してもらうと(スプーンでひと舐め)、「まずい~」と子供ならではの正直な反応で、盛り上がりました。このエキスが健康食品やパン粉、ドレッシングに変身するんですよ。

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前日に開催したO-Labo講座では中学生と、この日は小学生たちと資源循環について学びました。子供たちのまっすぐな姿勢や率直な感想にスタッフたちも学び、そして元気をもらいました。

講義では少し難しい内容もあったかもしれませんが、限りある資源について考えるきっかけになったり、夏の思い出のひとつになってくれたら嬉しく思います。

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