水仕事で手がカサカサになる理由



手は体の中でも特に乾燥しやすい部分。手が乾燥しやすいのには、そもそも皮脂腺が少なく皮膚を守る皮脂が薄いということ、外部からの刺激、特に水に触る機会が多い、などの理由があります。

 

 

水を使うと手が荒れるのはなぜか

水を使っている間は乾燥していることを感じにくいですが、水に触れる機会が多いと、肌は乾燥しやすくなります。

皮膚の最も表面には、角質という薄い細胞が何層も折り重なっています。私たちの体は70%前後が水分でできていますが、それが蒸発してしまわないのは、角質の層が水分が抜けていくのを防いでいるからです。

角質層の細胞と細胞の隙間は、通常はぴったりとくっついていますが、肌が水にぬれるとこの隙間に水が入り込み、細胞の繋がりを弱く、はがれやすくしてしまいます。また、入り込んだ水が蒸発するとき、角質細胞に含まれる水分も同時に蒸発するため、水を使う前よりも皮膚は乾燥してしまいます。

食事つくりや食器洗いや拭き掃除などは時間がかかる家事です。手が長時間水に浸かった状態になるため、手は特に乾燥しやすいというわけです。

 

 

お湯だと乾燥しやすい?

家事の際にお湯を使っていると余計に手荒れがひどくなりますが、これはお湯が水よりも油を落とす力が高いことで起こります。カレーのお皿を洗うとき、お湯だと汚れが落ちやすくなりますが、これと同じことが手でも起こっています。

手は皮脂腺が少ない部分ですが、1つもないわけではありません。サラサラしている手も、薄い皮脂の膜に守られています。

皮脂とは要は油ですので、水を使ったときよりもお湯を使ったときの方が皮脂の膜は剥がれやすくなります。皮脂の膜が薄くなっていれば、その分たくさん水分が蒸発するため、お湯を使うと乾燥しやすくなるのです。

また、お湯は温かいので、水を使っているときよりも長い時間作業をしてしまいがち。水に浸かる時間が長ければ、角質のダメージも大きくなります。

 

 

水を使った後は手をよく拭いて

水を使った後、良く手を拭かないことも乾燥がひどくなる原因。肌に水が付いている時間が長ければ、その分角質層には多くの水が入り込むことになり、角質をはがれやすい状態にしてしまいます。

全く拭かない人は稀だと思いますが、拭き残しがあったり、なんとなく水分が残っている状態のままになっていることも多いもの。完全に水分が取れるまで、乾いたタオルやペーパータオルなどでふき取ることが大切です。

 

また、手に水分が残っていることは、衛生的な問題もあります。空中や手が触れる場所にある細菌やウイルスが付きやすく、細菌であればそこで増殖する可能性がありますし、皮脂腺に存在する常在菌が皮膚の表面に移動してくることもあります。

 

 

寒い時期の空気は意外なほどに乾燥しています。

水の対策を心がけ、ひびやあかぎれなどの肌トラブルを防止していきましょう。

 

 


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