肌を明るく見せるきれいに見せる、肌弾力のしくみ
2020年5月、大麦乳酸発酵液ギャバを配合した三和酒類株式会社の「リフティングGABA(ギャバ)」が機能性表示食品として受理されました。
ギャバ(GABA、γ-アミノ酪酸)は、抗ストレスや高血圧対策として多数の受理実績がある健康素材ですが、「リフティングGABA(ギャバ)」は、ギャバの肌の健康に関する機能性で受理された初の事例になります。
リフティングGABA(ギャバ)は、スキンケア関連の中でも肌弾力の維持に関する機能性を認められています。肌弾力が維持されると、何が良いのでしょうか。
加齢とともに気になる、肌のたるみ
年を取ってくると、以前よりも肌にでこぼこが増えたように感じることはありませんか。毛穴の開きや吹き出物の跡などの本当にでこぼこしたものの影響もありますが、もっと細かいでこぼこ感を作ってしまっているのが、肌弾力の低下です。
肌に弾力がなくなることで、全体的に肌がたるみ、肌は全体にでこぼことして固そうな見た目になってしまいます。
肌弾力の維持に重要な線維芽細胞の役割
肌弾力を保つために重要なのは、皮膚の中にある「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」を活性化させることです。
線維芽細胞は、皮膚の中でも表皮のすぐ下にある厚さ2mm程度の真皮層(鶏肉で言う皮の部分です)に存在している細胞で、コラーゲンとエラスチンという、2つのタンパク質を作り出す役割を持っています。
真皮層は、無数のコラーゲン繊維が網目状に折り重なった作りをしていますが、ところどころがエラスチンによって束ねられているため、引っ張っるともとに戻る性質があります。この伸び縮みする性質が、肌の弾力性のもとになっています。真皮の繊維が正常に網目を作っているほど、弾力性が維持されます。
コラーゲン・エラスチンに限らず、細胞が作り出したタンパク質は次第に古くなっていくので、常に「更新」が必要です。線維芽細胞を活性化させることは、真皮を更新し、肌の弾力性を維持することに繋がります。
「リフティングGABA(ギャバ)」の機能性はここにあります。三和酒類株式会社の研究で、線維芽細胞に大麦乳酸発酵液ギャバを与えることで線維芽細胞のコラーゲン遺伝子・エラスチン遺伝子を活性化することが明らかになっています。
肌を健康に保つため、十分な保湿や美容液でのケアなど、気を付けている人は多いはず。男性でもスキンケアをする方が増えていますね。外側からのスキンケアに加えて、これからは、体の内側からも肌の健康を考えてみませんか?
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