忙しくても大丈夫!睡眠不足解消法



睡眠が脳にもたらす影響

忙しく毎日を過ごされているビジネスマンの皆さん、睡眠は毎日十分に取れていますか?

睡眠不足が続くと仕事のパフォーマンスが落ちたり無気力を感じたりするなど、実体験として睡眠不足の悪影響を感じている人は多いと思います。

これを証明するように、睡眠と脳細胞の関係を示す論文が、1月に公開されました。

 

脳が損傷した際、血液中には 「神経特異エノラーゼ(NSE)」と「S100カルシウム結合タンパク質B(S100B)」という物質が増加することがわかっています。

スウェーデンのウプサラ大学の研究チームの発表によると、睡眠不足のグループ(徹夜)と、睡眠が足りているグループ(8時間睡眠)の血中成分を比較した実験で、睡眠不足のグループの血液には、これらの物質が約20%増加していることが分かったそうです。

つまり、睡眠不足によっても脳はダメージを受けていると考えられます。

 

また、昨年10月には、睡眠中には認知症*の原因物質**が脳から排出されることが別の論文で発表されており、十分な睡眠が頭の健康に良い影響をもたらすことが、データからも明らかになってきていると言えるでしょう。

*アルツハイマー型認知症
**アミロイドβ(異常タンパク質、アルツハイマー型認知症の原因物質である説が濃厚)

 

睡眠不足解消の方法その1 寝だめをする

さて、睡眠が頭の健康に良い影響をもたらすことはわかりましたが、多くの方は仕事やその他の生活に忙しく、睡眠時間が確保できない、というのが実際ではないでしょうか。

そこで、まずは睡眠不足を解消する寝だめの方法をご紹介しましょう。

 

sleep1

一般に、寝だめ、つまり休日などに平日の睡眠不足分を一気に解消するべく長時間寝ることは、意味がないとされています。

ですが、睡眠は足りていなければいつかは限界が訪れ眠ってしまうのですから、いずれは何とかしなければなりません。

実は、寝だめができない、というのは、平日に比べて著しく長時間の睡眠に限って言えること。普段に比べてあまりにも朝寝坊すると、その日の就寝時間が後ろにずれてしまい、体内時計は乱れて不眠に陥りやすくなるということなのです。

朝寝坊が1~2時間程度であれば睡眠サイクルも乱れませんから、不足分を解消することは可能です。

でも、1時間2時間ではまだまだ足りない、そんな場合はどうしたらいいでしょうか。

 

睡眠不足解消の方法その2 仮眠を取る

nap2睡眠不足が続いていると、どうしても昼間に眠くなってしまいます。最近あまり眠れていないなぁという方なら、会社や学校などで、気がついたら時計が10分進んでいた!という経験がある方も多いのではないでしょうか。

このような、居眠りや昼寝などのちょっとした睡眠も、睡眠不足解消に効果的です。お昼休みや通勤通学の電車の中などは、仮眠が取れるタイミング。短時間でも睡眠不足を解消することができるでしょう。

また、意外と効果があるのが、マイクロスリープという数秒~数十秒の短時間睡眠。あまりにも眠いときに一瞬意識が飛んでしまうことがありますが、これもマイクロスリープです。

何も限界まで我慢して「一瞬」を待たなくても、意図して短時間目を閉じるだけで、脳を休ませる効果があります。自動車の運転や重要な作業の前には、少し目を閉じるだけで、事故の予防や作業効率の向上が見込めるでしょう。

 

忙しい生活の中で、理想の睡眠時間をまとめて確保するのはなかなか難しいもの。短時間の寝だめや仮眠を効果的に利用し、睡眠不足に陥らないように注意したいですね。


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